共感したとき、子供は自ら動きたくなる
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共感したとき、子供は自ら動きたくなる

2018年03月08日(木)6:10 PM

普段から自分の働きが親の役に立っていることを知っている子供は、外に行ったときも人の役に立とうとします。

 

 

 

 

 

それが社会的なマナーです。

 

 

 

 

 

電車やバスで席を譲る、困っている人に手を貸す、学校で誰かがやらなければならないことを進んでやる、「やりなさい」と言わなくても子供は自分で気づき、子供の中から自然にやる気がわいてきます。

 

 

 

 

 

親がその見本を見せることが求められますが・・・・・・・・。

 

 

 

 

 

あの男の子のお母さんの話です。家では全く親の手伝いなどしない子なのに、学校の先生からクラス行事のときなど率先して準備などの目立たないこともやってくれるとほめられました。

 

 

 

 

 

お母さんは、家では何もしないのに、なぜ学校ではそんなことができるんだろうと首をかしげます。

 

 

 

 

 

「手伝って」と声をかけても、そんな時に限って「宿題があるから」と取り合ってくれないのです。

 

 

 

 

 

「まったく外づらのいい子だ」くらいに思ったようです。原因は先生でした。担任の先生は、何かにつけ子供たち一人一人に感謝し、喜びを伝える人だったのです。

 

 

 

 

 

それがわかって、親も家庭で同じことを始めたそうです。

 

 

 

 

 

子供が最初に出会うコーチは親です。親にしか教えられないことがたくさんあります。親として、ベストを尽くさなくてはいけません。

 

 

 

 

 

同時に、保育士さんや幼稚園の先生、学校の先生も子供に大きな影響を与える可能性のある人たちです。

 

 

 

 

 

そのすべての人たちに、今一度、自分の気持ちを言葉で表すことの重要さを確認していただきたいと思います。

 

 

 

 

 

子育ての時、私たちは子供にしてほしいことやすべきことを、指示、命令で伝えることが多いようです。

 

 

 

 

 

子供をきちんとふるまわせることに忙しく、自分自身がどう思うか、どう感じるかを伝えることは少ないようです。

 

 

 

 

 

ところが、子供が共鳴し、共感して自ら動きたくなるのは気持ちを聞かされた時なのです。

 

 

 

 

 

私にも記憶があります。私の母は、私が子どもだったころ、百坪ほどの土地で家族が食べる野菜を作っていました。

 

 

 

 

 

日曜日になると、いつも母と畑に行って畑仕事をしたものです。

 

 

 

 

 

草刈りが終わったら、次は苗に水をやってその次は・・・・・・・母はどんどん私に用を言いつけます。

 

 

 

 

 

近所の子供たちは遊んでいるのに、なんで私だけ畑で働かなければならないのだろうと思ったものです。

 

 

 

 

 

母は「こんなことぐらいできなくては、大きくなって何もできないよ」と言います。

 

 

 

 

 

そう言われるたび、「何もできなくてもいい・・・・・・」と思ったものです。

 

 

 

 

 

でも母は時々、つくづくとこんな事を言うのでした。「手伝ってくれて本当にありがとう。あんたが手伝ってくれるおかげで、お母さんはすごく助けられている」

 

 

 

 

 

すると私は、次の用を言われる前にどんどん仕事を片付けたものです。

 

 

 

 

 

母の役に立ちたかったのです。母が喜んでくれるのは、私にとって心躍ることでした。

 

 

 

 

 

同じことをやらせるとき、心躍る思いで喜んでやらせるのと、いやいややらせるのとどちらがいいでしょう。答えは明白です。

 

 

 

 

 

心踊る思いで喜んでやらせるには、親や先生が自分の気持ちを子供と分かち合うことです。

 

 

 

 

 

感謝や共感の中でだけ、子供に大切なことを教えることができるのです。

 

 

 

 

 

叱ることがしつけてはない

 

 

 

 

 

「しつけのつもりだった・・・・・・・」、子供を虐待死させる親の言い訳になるほど、しつけと虐待は紙一重です。

 

 

 

 

 

それは「叱ることがしつけになる」と誤解しているところから始まります。そもそも「しつけ」とは何でしょう。

 

 

 

 

 

しつけは「子供が自立して幸せに生きることができるよう、基本的な生活習慣や社会的マナーを親が子供に伝える行為」と言うことができるでしょう。

 

 

 

 

 

しつけはまず、親が「子供を幸せにする基本的な生活習慣や社会的マナー」が何であるかを定義するところから始まります。

 

 

 

 

 

ところが、ほとんどの場合、親ははっきりした定義をもっていません。ただ漠然とした「理想の子供像」をもって、それに沿って思い通りにならないと子供に怒りをぶつけているだけなのです。

 

 

 

 

 

中には、こんなふうに言う人がいるかもしれません。

 

 

 

 

 

「いえ、私は子供にたいした理想はもっていません。元気に育ってくれれば充分です」でも、本当にそうでしょうか。

 

 

 

 

 

私たちの子供に対する期待は無意識です。無意識なので、自分が期待していることにすら気づいていません。

 

 

 

 

 

そして、無意識のその期待通りに子供がやっていないと、「しつけ」と称して小言を言うのです。

 

 

 

 

 

それは、親の「理想も子供像」にもとづき、現実の子供に向かって「お前はこの子(理想の子)じゃない」と言い続ける行為です。

 

 

 

 

 

そしてその行為は、「この子じゃないから愛せない」「この子になったら愛してあげるよ」というメッセージとして伝わる危険性があるのです。

 

 

 

 

 

親が「子供が自立して幸せに生きることができるよう、基本的な生活習慣や社会的マナーを伝える行為」と思ってやっていることが、子供には「愛されていない」と伝わってしまうのです。

 

 

 

 

 

親が張り切って、いい子になるようにと言えば言うほど、反対の結果になってしまい、子供との溝が深まってしまうのです。

 

 

 

 

 

まず、あなたがもっている「理想の子供像」に気づきましょう。

 

 

 

 

 

○ 朝、自分で起きる

 

 

 

 

 

○ 素直である

 

 

 

 

 

○ 身支度が速い

 

 

 

 

 

○ 進んで手伝いをする

 

 

 

 

 

○ 好き嫌いせず何でも食べる

 

 

 

 

 

○ よく勉強する

 

 

 

 

 

○ いつも機嫌がいい

 

 

 

 

 

○ 兄弟げんかをしない

 

 

 

 

 

○ 親の言うことをよく聞く

 

 

 

 

 

○ わがままを言わない

 

 

 

 

 

○ ハキハキしている

 

 

 

 

 

あげればきりがありません。あなたの「理想の子供像」は、しつけの基準にするのに最適ですか。

 

 

 

 

 

 

 

 



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