子育て相談~意欲のない子供への対応~
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子育て相談~意欲のない子供への対応~

2017年12月08日(金)11:24 AM

Q 子供が何に対しても意欲がなく、毎日ゲームばかりしています。どうしたら、この子を変えることができるでしょうか。

 

 

 

 

 

A このままでは、この子はどうなのだろうか、と将来を心配しておられる親御さんの気持ちはよくわかります。

 

 

 

 

 

そして、親がどのように接したら、この子をもっと意欲のある子に変えられるのだろうかと悩んでおられるのだと思います。

 

 

 

 

 

実は、「この子を何とか変えたい」という気持ちは、親としては、子供を心配する愛情から出ているのですが、子供には必ずしもそのように伝わっていないことがあります。

 

 

 

 

 

つまり、「変えたい」ということは、「今のお前はだめだ」という否定のメッセージになっているのです。

 

 

 

 

 

「だめだから、変えなきゃならないんだ」と反論されるでしょうが、あまりにも、「お前はだめだ」というメッセージが本人に伝わり過ぎると、本人の自己評価を下げ変わろうとする意欲までなくさせてしまうことがあります。

 

 

 

 

 

実際、かなり意欲が低下している人を見ると、最初から意欲がなかったわけではなくて、ある時期までは周りに無理に合わせてやっていた、ところがある時から、それに疲れてできなくなった、それを「怠けだ」「やる気がない」としかられているうちにますます疲れがひどくなって、意欲を失ったという人が少なくありません。

 

 

 

 

 

何に対しても意欲がない、といわれますが、生活している限りは全く意欲がないということはないはずです。

 

 

 

 

 

ゲームをするというのも、一つの意欲です。それ以外にも生活の中で、本人なりにやろうと思ってることもあるはずです。

 

 

 

 

 

それを見つけて認めていく、やらないことを責めるのではなくて、現在やっていることを見つけて認めていく、そして「よくやってくれたね」「ありがとう」という言葉をかけていきましょう。

 

 

 

 

 

「ありがとう」と言ってやったことの10に1つくらいは続けてやってくれるかもしれません。

 

 

 

 

 

そうなってきたら、こちらからも「どうして○○しないんだ」と責めるのではなくて、「今度、○○してくれると助かるんだけどなあ」と頼んでみます。

 

 

 

 

 

それでやってくれたら、こちらも大いに喜んで「助かった。ありがとう」と感謝の気持ちを伝えていきます。

 

 

 

 

 

こういうことの繰り返しで、少しずつ元気になってくる人が多いです。

 

 

 

 

 

親が子供を、「変えよう、変えよう」と思っている間は子どもはなかなか変わりません。

 

 

 

 

 

逆に、「変わらなくてもいい。今のままでも結構この子なりにやっているんだから」と本当に思えた時、初めて子供が変わり始めるということが案外あるように思います。

 

 

 

 

 

Q 叱ってはいけないと思うのですが、どうしても子供を目の前にすると叱ってしまいます。どうすればいいでしょうか。

 

 

 

 

 

A 叱り過ぎるということは、子供のことをよく見ておられる、そして心配もしておられるということですから、親御さんが子供に十分にかかわっておられる証拠で、基本的にそんなに心配ないと思います。

 

 

 

 

 

でも心配のあまり、どうしても叱りすぎてしまう、自分でもよくないとわかっているが、どうしても言い過ぎてしまうことで悩んでおられるのだと思います。

 

 

 

 

 

そして、子供がようやく寝ついて寝顔を見ているとかわいそうになって、「ごめんね」と言っている・・・・・。明日こそは、あまり叱らないようにしようと思うんだけれど、翌朝になると、「どうしてこれぐらいのことができないの」と叱っています。

 

 

 

 

 

確かに、あまり叱り過ぎると子供は自分は親を怒らせる悪い子なんだ、自分なんかいない方がいいんだと思ってしまいます。

 

 

 

 

 

ですから、ほどほどにしておいた方がいのですが、ではどうしてついつい叱ってしまうのでしょうか。

 

 

 

 

 

実はこういうお母さんは、まじめで責任感の強い人が多いのです。そして、子供のことは自分の責任だと思っておられるのです。

 

 

 

 

 

そして、子供が宿題もしない、礼儀も知らない、これは自分の責任だとどこかで自分を責めておられるのです。

 

 

 

 

 

もしかすると、近所で、「お宅のお子さんは、ちょっとやんちゃすぎるんじゃない?」と言われたり、義理のお母さんに、「もちょっとちゃんとしつけをしないと」とか言われて気にしておられるのかもしれません。

 

 

 

 

 

そうすると、まず子供がしっかりしてくれないと困るのです。でないと自分まで、母親失格の烙印を押されてしまうのです。

 

 

 

 

 

子供の一挙手一投足に、まさに親子の名誉がかかってきますのでこれは大変です。

 

 

 

 

 

ですから、あまりに子供のことが気になって仕方がない場合は、ちょっと突き放してこれだけ私が言っても聞かない子なんだから、この子はこういう子なんだわ、だれがどう言っても、この子はこれ以上どうしようもないんだわ、といったんあきらめてみることも必要だと思います。

 

 

 

 

 

お母さんも、やれるだけのことはやっているし、こも子もこの子なりにやっている、誰が何と言おうと、人は人、うちはうち・・・・。

 

 

 

 

 

実際、こういうお母さんは人一倍一所懸命子育てをしておられる方が多いです。だからこそ、また腹も立つのです。

 

 

 

 

 

ですから、一度この子もダメ、母親もダメではなくて、この子もがんばっている、母親の私もけっこう頑張っていると思ってほしいのです。

 

 

 

 

 

そしてそれはきっと事実なのです。

 

 



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