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子育ての相談

2017年02月13日(月)11:20 AM

Q 兄弟の一人の子の体が弱かったので、どうしてもそちらに手がかかり、この子を放っておく感じになっていました。だから、「愛情がなかった」と思われてしまったかもしれません。

 

 

 

 

 

A 確かに、子どもの一人が体が弱かったりすれば、その子にかかりっきりになってしまうものです。

 

 

 

 

 

特に、ハンディを背負った子どもであったりすると、物理的、精神的にもそうならざるを得ません。

 

 

 

 

 

これは仕方のないことだと思います。

 

 

 

 

 

ただ、大切なのは、放っておいたのではなく、むしろその子が元気に成長しているということに安心していたんだと思います。

 

 

 

 

 

だからすっかり親が子に「頼っている」ということを適宜伝えていたかということです。

 

 

 

 

 

よく「いい子」だった子が、悔しさを込めてこういうことがあります。

 

 

 

 

 

「俺が、何も言わなかったからといって、なにも手をかけてくれなかった」

 

 

 

 

 

これも親からしてみたら厳しい言葉だと思います。

 

 

 

 

 

確かに「いい子」は手があまりかかりませんので、そのままに放っておくことがあります。

 

 

 

 

 

そこを「愛情がなかった」と子どもに後で言われてしまうと、きついですね。

 

 

 

 

 

「問題のない子」ほど意識して声かけをしていく努力が、親には必要なんだと思います。

 

 

 

 

 

さらにこんな関係も大切に育てたいと思いませんか。体の弱い子どもも家族の一員、強い子も同じ一員、だから、みんないっしょに生活しています。

 

 

 

 

 

お母さんや大人だけで、体の弱い子に関わるのではなく、みんなで関わる、みんなの生活の一部にしてしまう、それを当たり前にしてしまう・・・・それが互いに疎外感をなくす秘訣だと思います。

 

 

 

 

 

四苦八苦しているから、家族の一体感も生まれるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

当事者の方にとっては、少し甘すぎる言い方でしょうか。

 

 

 

 

 

面倒を見合っていくことも大切ですが、それまでのプロセス、そのときの関係が大切なのです。

 

 

 

 

 

「俺もああなったときには、ああやって、面倒をしっかり見てもらえるんだ」という安心感がお互いに生まれるような人間関係を作ることができたらいいですね。

 

 

 

 

 

そして、「ねえ、お兄ちゃん。水を持ってきてくれる?」とか「ここ、少し手伝ってくれる?」という具合に、積極的に「当たり前」という言い方をしないで、親の手伝いを頼むことです。

 

 

 

 

 

「おまえを頼りにしているよ」と、親自身の弱音を出して見せることも大切だと思います。

 

 

 

 

 

もし、お兄ちゃんが「ダメだよ。俺いまテレビ見ているんだから・・・・」と言われたら、「一呼吸」おいて枕詞をつけて、「楽しんでいるのに悪いんだけど、お母さんも今手が放せないから・・・・」と、葛藤のコミュニケーションに心がけることです。

 

 

 

 

 

「本音」でお互いがぶつかり合うといいのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

そして不満を出したとしても、一呼吸おいて様子を見てください。

 

 

 

 

 

悲しみやいたわり、人の役に立つことの喜び・・・・・といったことを学ぶ大切な場面なのです。

 

 

 

 

 

そして、愛情はかけるばかりではなく、子どもの努力を受け取ったことを表現していくのも愛情ではないでしょうか。

 

 

 

 

 

Q わたし自身が神経質で、子どもにいろいろ細かく注意してきました。そうしたら何事にも「こだわる」子になってしまいました。

 

 

 

 

 

神経質な人は、細やかな心づかいのできる人が多いのですが、その一方で失敗を恐れ、後ろ指を指されないように慎重になりがちです。

 

 

 

 

 

だから、完全主義的なところがあって、なんでも完璧にしようとしています。

 

 

 

 

 

あとから悔いを残さないようにしたい・・・・・それを自らに課し、そして心を強く寄せる人に対してもときに、強要してしまうことがあります。

 

 

 

 

 

とくにわが子を思う気持ちからそうなってしまうことが多々あります。

 

 

 

 

 

それが幸せにつながると思っているところがあります。

 

 

 

 

 

子どももそれが自分を思ってくれているからだと思います。

 

 

 

 

 

だから、多少うっとおしくてもそれを受け入れようとするわけです。

 

 

 

 

 

ほどほどがわかっているといいけれど、それがなかなか難しいのです。

 

 

 

 

 

だから、もしお母さんが神経質と自覚しているのなら、子どもにときどき尋ねてみるといいでしょう。

 

 

 

 

 

「お母さん、ちょっと心配しすぎかな~」という具合にです。

 

 

 

 

 

親が神経質だと、子どもも神経質になりやすいと思います。

 

 

 

 

 

一つは、本人の気質の問題もあるでしょう。

 

 

 

 

 

でも、それよりも「神経質」な環境に育ったことのほうが、その要因は大きいと思います。

 

 

 

 

 

詰め将棋みたいに、どんどん自分を追い詰めていってしまいます。

 

 

 

 

 

間違えたらたいへん、誤りは取り返しがつかない・・・・・と、がんじがらめになってしまいます。

 

 

 

 

 

また、将来、完璧主義的な子どもになりやすいと思います。

 

 

 

 

 

「あいまいさ」に耐えられない子どもになってしまって、何でも白黒をはっきりとつけたがるようになります。

 

 

 

 

 

そして、「あいまいな」部分に襲われるとそのことにいつまでも「こだわり」はじめます。

 

 

 

 

 

別な言い方をすれば、「しつこく」なるわけです。

 

 

 

 

 

不完全だと人が「バカにしている」と思えてくる子どももいます。

 

 

 

 

 

だから、人間関係で悩みを抱えやすくなってしまうのです。

 

 

 

 

 

人間関係はあいまいな部分が多く、白黒でははっきり決まらないことが多いからです。

 

 

 

 

 

そのことでいちばん心を痛めるのは、実は子どもなのです。

 

 

 

 

 

親は自分が「神経質」だと自覚できていれば、それはそれなりに感情のコントロールに努めることができますが、子どもは「自分がどうして、いろいろと他の人とぶつかってしまうのかわからない。

 

 

 

 

 

小さなことでも、とにかく気になってしまって、いますぐ解決しないと気が済まない」、なぜなんだろうと、自分自身が不可解になってしまうのです。

 

 

 

 

 

柔らかな人間関係をつくっていくにはあまりにも「完璧」に走りすぎることに、ブレーキをかけなければなりません。

 

 

 

 

 

でも、急にそのようなことができるわけがありません。

 

 

 

 

 

とりあえず会話の中で絶対表現を減らして、融通表現を日常生活に生かすことを努力してみるしかないと思います。

 

 

 

 

 

絶対表現とは「ねばならない」「絶対そうだ」「間違っていない」「ダメだ」といった言葉の数々です。

 

 

 

 

 

これを「~かもしれない」という融通表現に変えてみたらいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

融通表現には肯定的、否定的感情のいずれも安心して出せる効果があるからです。

 

 

 

 

 

それこそ、不安をしっかり出せないと「神経質」になってしまうケースがよくあります。

 

 



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