反抗期について
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反抗期について

思春期にやってくる反抗期、どの親も頭を悩ませていることだと思います。しかし、反抗期は思春期にやってくるとも限りません。

 

 

 

 

急に子どもが言うことをきかなくなった、「わたしの子どもは20歳をすぎてから反抗期が来たようです。」と、ひきこもり自立支援センターにもこのような声がよく届きます。

 

 

 

 

では、反抗期とは何かと考えてみましょう。子どものために一生懸命働き、すくすくと育つように愛情をかけてあげ、その結果が「うるせー、ばかやろー」と手塩にかけてきた子どもに最悪の暴言をはかれ、親を親とも思わず暴力を振るう子どもも珍しくありません。

 

 

 

 

そんな手塩と愛情を注いだ子どもからこんな仕打ちをされれば、親とすれば悔やんでも悔やみきれないと思います。

 

 

 

 

そうかと思えば反抗期がない子どももいます。どちらかといえば、反抗期がある子どものほうが珍しいのではないでしょうか。

 

 

 

 

そもそも親に対して反抗するということは、親の何かに気に入らないことがあるから反抗、反発するのです。

 

 

 

 

親の対しての暴力行為や暴言は許しがたいですが、反抗するようにさせたのは親が子どもに無理をさせた、押し付けた結果の副産物ではないでしょうか。

 

 

 

 

まんじゅうをギュッと押すと、中のあんこが飛び出てくるように、子どももある接点を越えると我慢に耐え切れなくなり、反抗という形で表に出てきます。

 

 

 

 

ですが、親にそんなことがない、思い当たるふしがなければ、なんらかのかたち、特に外部からのストレスで精神が不安定な状態に陥り、親に反抗するようになることもあります。

 

 

 

 

あるいはその子が重い精神の病に冒されて、分からない状態に陥っているのかもしれません。

 

 

 

 

それらの事情によって、何でも言いやすい親に向かって反抗をすることもあります。

 

 

 

 

それらは一歩間違えばきわめて危険な状態であることは確かです。ですからこの反抗期をみすみす見逃さず、親への反発であることには変わりはないのですから、このヒントを糧にピンチを切り抜けてほしいと思います。

 

 

 

 

この反抗期特有の子どもは次の行動を起こすケースがあります。ひとつに親との会話を極力避けたがる、家庭の規則やルールを無視し始める、親との行動を避ける、本音を語らなくなる、注意をすると逆切れをする、普段からイライラしている、言葉使いが荒くなり暴力で解決をしようとする、部屋にこもりがちで隠し事が多く、親に自分の行動を悟らせなくするなどとまだまだあげたらきりがありませんが、前者のほうは思春期にも現れる行動ですが、後者になると危険信号が点滅していると考えたほうがいいと思います。

 

 

 

 

この時点ではまだ「大丈夫」だといえます。しかし、この状態を家庭で危険だと感じて手を打たず、放っておくと大変なことになりかねません。

 

 

 

 

このような行動が悪化したらさまざまな岐路に分かれ、ひきこもり、エスカレートする家庭内暴力、不登校、高校中退、大学中退、ニート、反社会的な行為などに移り変わっていきます。

 

 

 

 

ですから親は子どもの行為を甘く考えてはいけないのです。ここを親がいかに危険だと感じ、早い時期に手を打つかで先が見えてきます。

 

 

 

 

何事もそうですが、、急に事が大きくなるわけではありません。果物もそうですが、徐々に傷み、最後には腐り果てます。

 

 

 

 

植物も急には枯れません。そして生物、人間でも同じことが言えるのです。不登校の子どもは、最初は一日、徐々に学校に行かない日が多くなり、最後はまったく学校に行けない状況に陥ってしまいます。

 

 

 

 

ひきこもりはなんとなく部屋にいる時間が多くなり、外出もしなくなり、やがて親とも顔を会わせなくなるということになります。

 

 

 

 

家庭内暴力もそうですが、最初は暴言やガン付けがあり、次に物に当たり、最後は暴力になっていくというケースが多いです。

 

 

 

 

このようにすべては段階があり、そのターニングポイントが反抗期なのです。反抗期で悩んでいる両親は「そういえばあの時」と思い出してほしいです。

 

 

 

 

ですからこれから子どもを育てる両親にはよく理解して教育をおこない、いかに反抗期の時点で問題を解決するか、食い止めることができるかが重要です。

 

 

 

 

それでは、この反抗期の見極めと対処法について考えてみましょう。前期に反抗期は親への反抗と外部的ストレスからくる甘えてきな反抗の2種類あると話しました。

 

 

 

 

前者は単純に親への反発です。これは親の子どもに対する接し方を改める必要があります。

 

 

 

 

子どもが無理だ、やめろとサインを送り出しているのです。たとえば、無理やり塾に行かせる、勉強しろ、学校へ行け等の命令教育への反発でもあります。

 

 

 

 

特に勉強をやれと強く言われた子どもにキレる特徴があります。それと命令教育を指示している親の生活態度のギャップです。

 

 

 

 

子どもはよく親を見ています。「えー!?」と思うくらいに子どもはよく知っていますし、感じていることを親は忘れてはいけません。

 

 

 

 

そして後者のほうですが、外部的ストレスとは学校や会社でいじめにあった、先生に怒られた、会社で上司・仲間とけんかした、友人とけんかしたなど人間関係のトラブルから親への反抗へとつながっていきます。

 

 

 

 

これを見抜くのが難しいのです。このことを子ども自身で解決できればよいのですが、解決できないから自分にとって当たり前のよい親へ向けて反抗や違った角度の反発をするのです。

 

 

 

 

そして何よりも厄介なのが、親が「何かあったのか?」と聞いても子どもはこう言うでしょう、「なんでもない」や「うるせー」また「関係ないだろ」と。

 

 

 

 

この言葉をうのみにしてさらに親はだまされてしまうのです。「ねーねー、今日、学校でいじめられたんだ」とか「お父さん!!何々先生に怒られたんだけど、僕がいけないの?」と自分の内面を素直に言える子が親へ反抗するでしょうか?聞かれたくないから「うるせー」や暴言、反抗となって返ってくるのです。

 

 

 

 

そもそもなぜかというと、自分の汚点であり、話したくない、プライドが許さないと考えていただきたいのです。

 

 

 

 

「そんなうちの子に限ってプライドなんて」とそのまさかであり、親が考えている以上に子どもにも社会があり、誇りたい気持ちがあるのです。

 

 

 

 

逆に子どもはプライドが高いと思うならなおさら何も言わないでしょう。ほとんど親が気づかず、何かにのきっかけや何ヶ月、何年と過ぎた後に聞かされるのではないでしょうか?

 

 

 

 

もうそんなに時間が経過してしまってからでは手のうちようがありません。協力さえできません。

 

 

 

 

子どもからすれば、プライドが邪魔しているだけに「自分はシグナルを発信しているのに親はちっとも気づきもしない、それどころかますます注意ばかりしてくる」と子どもの中では「あんたら親だろ、気づけよ!」と心の中で叫んでいるはずです。

 

 

 

 

ゆえに子どもが心で叫ぶ前に両親で全力投球して対処することです。ことばではなく態度、行動、表情、雰囲気、いつもと違った会話で悟りましょう。

 

 

 

 

そしてストレートではなく、角度を変え、そっと相手の心を読んであげてみてください。

 

 

 

 

自然と子どもは「理解してくれている」と分かり解決の糸口が近づいてくるはずです。

 

 

 

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