ひきこもり・ニートと居場所
関東自立就労支援センターに来ている若者の中には、以前に正社員やフリーターを経験した人たちもいます。
そこで彼らから話をよく聞いてみると、当時の行動範囲は家と職場の往復だけで、ほかの社会的な場所にはほとんど接触を持たないまま、いつしか仕事を辞めてしまったという人が多いことに気がつきます。
今の若い人の中には、職場と家との2箇所しか居場所を持っていないという人がたくさんいるのです。
これではいけないという思いから、わたしは自分の周りに社会的な所属を3つ以上作ろうということを口にするようになりました。
自分の居場所が職場と家の2箇所しかないということは、1箇所で問題が起きれば、居場所はあと1つしか残されていないということです。
こういう環境では、残ったもう1箇所で仮に問題が生じた場合、どこにも行き場所が残されていないという状況に追い込まれてしまいます。
一般にニートと呼ばれる人たちは、基本的に孤立している人が多く、交友関係などは広くありません。
加えて彼らの場合、職場という居場所がないわけですから、結局自分の居場所は家しかないというケースがほとんどです。
これでは、間違いなくストレスがたまりますし、家でなにか問題があれば、もうどうすることもできないということになってしまうのです。
そこで、このように追い詰められた状況を少しでも改善するために、まずは「関東自立就労支援センター」に来てもらうことによって2つ目の居場所を確保してもらい、さらに仕事に就くことで職場という3つ目の場所を作り、徐々に生活を安定させていってもらおうと考えているのです。
実際、自分の居場所が最低3箇所できるとだいぶ安定してくるものです。仕事や家でいやなことがあっても、これまではストレスを発散することができずに自分の中に溜め込んでしまうしかなかったのが、「関東自立就労支援センター」に顔を出して、ここの仲間たちと愚痴をこぼし合っているうちに、「とりあえず明日もがんばってみるか」という気持ちになれるのです。
ところが居場所が家と職場の2つしかない場合、家でいやなことがあったら、その影響がすぐに職場で出てしまい、それが続くとだんだん心が弱っていって働きづらくなっていきます。
ですから、自分の居場所をたくさん作ることは非常に大切で、欲を言えば、3箇所だけではなく、4つも5つも持つことができれば、さらに安定していくのだと思います。
ニートという言葉の発祥地であるイギリスに行ったときのことですが、ニートの支援をしている関係者から「日本はうらやましい」といわれたことがあります。
どういうことかといいますと、イギリスでは一定の年齢に達した若者に対する「離家プレッシャー」があまりにも強く、仕事を辞めたからといって、実家に戻るということがそう簡単にできない社会風土があるというのです。
そのためイギリスでは、「ニート化=ホームレス化」という構図になりやすいということでした。
しかし、日本の場合は、30代になって親と同居していても別に奇異ではありませんし、親もある程度の面倒は見てくれます。
日本では、どんな状況でも社会的な所属が最低1つは残されるのです。イギリス人にしてみれば、そこがうらやましいということでした。
そうは言っても、すでに話したように居場所が1箇所や2箇所では十分ではありません。
ですから「関東自立就労支援センター」のジョブトレなどを利用して就業できたとしても、即「関東自立就労支援センター」卒業というのではなく、仕事が見つかっても2~3ヶ月くらいはこことのつながりを切らずに、「関東自立就労支援センター」という居場所を確保してもらうことにしています。
こうすることで、家、職場、関東自立就労支援センターという最低3箇所の居場所を持ち続けてもらうのです。
もちろん、必ずここに所属していなければならないということではありません。
自分自身で、ほかの居場所を見つけられればそれに越したことはありません。仕事を見つけることができた人のなかには、恋人を作る人もいます。
そうするとたいていの場合、こちらにはこなくなります。家と仕事、それに加えて恋人という強力な居場所ができるのですから、生活もおのずと安定してくるというわけです。
ひきこもりはどれくらい日本社会にいるのでしょうか。
社会参加する潜在的ひきこもりまで含めると、かなりの数がいると思います。
快復したひきこもりの当事者たちは、日本人の60~80パーセントは程度の差こそあれひきこもりだ、と言います。
本当にそんなに数が多いのか疑問ですが、しかし、よく観察すると、日本社会全体がひきこもり資質を持っていると思うことがあります。
その筆頭が、日本政府でしょう。政府はしばしば国民の意思を無視してアメリカに追従します。
しかし、我慢を強いられる日本国民はアメリカに怒りを感じています。
表人格(日本政府)が「素直な良い子」を演じて、本当の自分(日本国民)が親(アメリカ)に怒りをもつのは、ひきこもりの親子関係と同じ構図です。
日本政府はアメリカを相手にひきこもりの親子関係を演じているのです。
日本政府は一度でもアメリカに逆らうと、「嫌われる」と思っています。対人恐怖の強い日本政府は、アメリカに本音を言えず、合わせてばかりいます。
日本人もアメリカ人も気づかぬうちに、アメリカと日本は共依存関係になっています。
日本国民が、アメリカに追従する政府に不満を持つのは当然です。
自己主張できない日本政府(表人格)が国民(本当の自分)の気持ちを抑圧するからです。
こんなひきこもり的考え方が支配的なのは、日本政府内にひきこもり気質の人たち、正確に言えば、表人格だけで生きる人たちが多いからではないでしょうか。
ひきこもりは伝統的な家庭に多い傾向がありますが、政治家と官僚は自分たちの親子関係から本音を言う恐怖を学び、強者に迎合することが生き残りの手段だと思い込んでいます。
この親子関係のパターンをアメリカとの関係で再現しているのです。
日本は、ひきこもりと同じく、政府の顔と国民の顔が違う二重人格国家です。
経済や社会システムが行き詰まった日本は、ひきこもりが親を責めるように、アメリカに「俺がこうなったのは、おまえのせいだ」とキレる時期がきています。
まじめにこの問題を考えないと、良い子を演じて我慢ばかりの日本は、いつか親であるアメリカに「家庭内暴力」をする時がくるかもしれません。
この問題を解決するのはひきこもりのケースと同じです。
本当の自分(国民)を表に出して、親(アメリカ)と本音で話し合うのです。
欧米ではこの政治形態を「民主主義」と呼びますが、政治外交の分野でもひきこもり治療をしないと、日本は表人格(政府)がさらに国民感情を無視して、本当の自分(国民)はさらにひきこもるか、逆に怒りを溜めていくでしょう。
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