それぞれのニートの解決法
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それぞれのニートの解決法

ここでは圧倒的多数である「一般的なニート」の解決法について解説したいと思います。

 

 

 

 

いうまでもありませんが、就労経験を持つ「一般的なニート」であっても、ニートから脱出するためには就職活動をおこなわなければなりません。

 

 

 

 

このごく当たり前のことが、「一般的なニート」がそれ以上「就労」から遠ざかるのを防ぐ秘訣になります。

 

 

 

 

就職活動を通じて就職先が見つかったら、その職場が自分の好みでなくても、贅沢を言わず、とにかくそこで働きはじめなくてはなりません。

 

 

 

 

なぜなら、そのようにとにもかくにも自分を「働く」状態にしておくと、それまではどこか不充分だったはずの働き方、働くことに対する考え方がしだいに改善され、「もう働けない」という状態に陥りにくくなり、徐々にニート傾向と決別できるからです(このようなやり方は、間違っても「子どもニートにはできませんし、やってはいけません)。

 

 

 

 

とは言うものの、すでに「一般的なニート」になっている人の中には、「就職活動が再開できるくらいなら苦労はない」と思う人がいるかもしれません。

 

 

 

 

「一般的なニート」になってしまったみなさんがわたしのアドバイスを素直に受け止められない理由の根底には、多くの専門家たちによる誤った刷り込み、つまり「ニーとはひきこもりと同じだ」「ニートは自信のなさなら誰にも負けない(だらしのない輩)」などがあります。

 

 

 

 

そのような根拠のない言いがかりは、大人であるあなた自身が跳ね返さなくてはなりません。

 

 

 

 

「一般的なニート」が社会復帰するためには就職活動をおこなう必要があるわけですが、そうはいっても、成功率の低い就職活動はあなたを再度ニートにしてしまう危険性があります。

 

 

 

 

したがって、就職活動を確実なものにしていくためには、母校を頼ったり、ハローワークなどの公的機関を利用するなどの、安心確実な方法を選ぶのがよいでしょう。

 

 

 

 

つまり、大方の「一般的なニート」の「学校を離れてまだ年月が浅い」という特徴をフルに活用すればよいのです。

 

 

 

 

第二のポイントは、就労を継続できる自分に生まれ変わることにあるので、自分が就労者であった当時の弱点や、就労につまずいた原因を、徹底的に見直してもらいたいと思います。

 

 

 

 

そう、自分の過去を真正面から見つめなおすことで、自分の未来を切り開いていくのです。

 

 

 

 

そうすれば、今後はやみくもに就職活動をおこなったり、弱点だらけの就労者としてすぐ破綻することがなくなります。

 

 

 

 

具体的には、以下の点を再度チェックしてみてください。

 

 

 

 

1、出勤時と退社時に、上司や先輩・同僚にきちんとあいさつしていたか。

 

 

 

 

2、遅刻・欠勤が多くなかったか/遅刻・欠勤のさいの所定の手続きを会社や上司にたいしてきちんとおこなっていたか。

 

 

 

 

3、与えられた仕事をできぱきとこなしたか/疑問点の質問をマメにおこなったか/会社や上司に仕事の途中経過を逐一報告したか/仕事の完了を報告したか。

 

 

 

 

4、トラブルやクレームを受けたとき、すみやかに上司に報告し対応したか。

 

 

 

 

5、相手により、きちんと敬語を使い分けていたか。

 

 

 

 

などです。いまここに羅列した5つの項目にあることは、みな仕事をすすめるうえでの常識です。

 

 

 

 

自分にいたらないことがあったなら、社会復帰の作業をはじめるまえに、自分のウィークポイントをなくすよう努めることが肝要になります。

 

 

 

 

「一般的なニート」には、短期間とはいえ就職活動と就労に成功した実績があります。

 

 

 

 

つまり、いまのあなたが自分をどう思おうが、社会と会社はあなたを必要としていたのです。

 

 

 

 

それを励みにがんばっていただきたいと思います。

 

 

 

 

「中高年ニート」の解決法

 

 

 

 

「中高年ニート」は、失業やリストラなどの本人には抗しがたい理由で「働けない」状態になっているケースが多いので、当人が意気消沈している場合が多々あります。

 

 

 

 

ですから「中高年ニート」は、「一般的なニート」とはまた違う角度で、自分が働けなくなった理由を客観視し、そこから再生の道を模索しなければなりません。

 

 

 

 

そう、自分を偽ることなく、事実をゆがめることなく、ましてや働けなくなった理由をだれかに転嫁するのではなく、冷静に見直す必要があります。

 

 

 

 

そうしますと、このニートの場合、ほとんどのケースで自分の責任で働くことを放棄したのではないことが明らかになってきます。

 

 

 

 

でが、このような分析が終わったら何をすればいいのでしょうか。「中高年ニート」がニートを進捗させる直接の原因は、ニートになるまえにもっとも親密な関係にあった「会社という名のミニ社会」から遠ざかってしまうことにあるので、再就職できるまでのあいだ、社会全般とのかかわり方をそれまでと変え、たとえいまは諸般の事情で働けないままであっても、現実社会の一員でいられるよう日々努めるとよいでしょう。

 

 

 

 

そうしているかぎり、「中高年ニート」であっても、疎外感からニートを進捗させることがなくなります。

 

 

 

 

そのための具体案として推奨したいのが、勤めていたときはできなかった町内の世話役や、ボランティアなどを自らかってでることです。

 

 

 

 

この一見、再就職に無関係に見える行動が、社会からの退行を防止してくれますし、また新しい人間関係のなかから再就職先が見つかることもあります。

 

 

 

 

周囲の人たちは、あなたの年齢や誠実な態度から、あなたが働く場さえあればきちんと働ける人であることを見抜いてくれるからです。

 

 

 

 

幸運は、自らの行動で呼び込んで欲しいと思います。

 

 

 

 

このように、身近な社会とのつかず離れずの関係を築きあげたら、つぎに徹底的な就職活動を再開します。

 

 

 

 

そうはいっても、年齢制限や専門性が壁になることが多いので、通常の就職活動に限界を感じたら、いったんこれまでの経験を捨てるくらいの覚悟がいります。

 

 

 

 

「中高年ニート」の再就職は、「過去の栄光」や「過去の実績」へのこだわりが足かせになって、かなりむずかしい場合があるからです。

 

 

 

 

ですから、きちんと現状認識をしたうえで、再就職活動を自分なりにアレンジし、「これまでの経験をいかした再就職」のほかに、「これまでの経験とは無関係な仕事へのチャレンジ」という変化球を投げると、高確率で就職先を見つけることができます。

 

 

 

 

では、その変化球とは、どのようなものでしょうか。すべてのニートに役立つ、意外な就職先の選び方を、つぎに紹介しましょう。

 

 

 

 

じつはそれは、NTTの「タウンページ」を見ることなのです。「そんなことで職探しができるの?」と思う方がいるかもしれません。

 

 

 

 

それができるのです。「タウンページ」の目次に並んだ業種をすべて知っている人はまずいないと思いますが、それほどまでに、この日本には働く場がたくさんあります。

 

 

 

 

そのうえ「タウンページ」は地域と密着しているので、どちらかというと地味な存在になりがちな地場産業や、人材難にあえいでいる職種などもすべて網羅しています。

 

 

 

 

ですから、どんな業種を選んだらよいのかがわからない人や、どんな会社がどのような仕事をおこなっているのかがわからない人は、ぜひとも最寄の図書館に出向き、「タウンページ」の目次を熟読していただきたいと思います。

 

 

 

 

それだけで、働き口や仕事先にたいする視野がぐんと広がるはずです。この方法は、わたしがこれまでかかわったニートたちの社会復帰に、ずいぶん役立っています。

 

 

 

 

わたしはいつも、彼らが不登校やひきこもり傾向を払拭し、働くことの意味の再確認を終えて就職活動をはじめるまえに、「タウンページ」による希望の職種(会社)選びをおこなうように指導しています。

 

 

 

 

不思議なことに、この作業をおこなうと、どんなに激しいいきずまりに陥っていたニートでも、「働くこと」「働き続けること」に対する興味と関心を持つようになります。

 

 

 

 

たとえば、わたしと出会ったひきこもりのある女性(当時19歳)は、その後、「カラー・コーディネーター」になりました。

 

 

 

 

そして、「一般的なニート」だった男性は、28歳の春から「表具師」に転身しました。

 

 

 

 

ですからぜひ、あなたもこの方法を試してみてください。あの分厚い電話帳は、じつはニートにとって魔法の電話帳なのです。

 

 

 

 

「タウンページ」で興味の持てそうな仕事がみつかったり、自分に合いそうな職場を見つけたら、迷わずその事業所(会社や個人宅)に電話をしてみましょう。

 

 

 

 

あなたが自分の事情や仕事への思いを素直に話すことさえできれば、けんもほろろに扱われることはまずないはずです。

 

 

 

 

じつは、ハローワークに求人を依頼する企業は、全企業全職種から見るとほんのわずかなのです。

 

 

 

 

ですから、この「ほんのわずか」に群がっても、かなかな思うような仕事が見つからないのは当然のことなのです。

 

 

 

 

「タウンページ」の有効活用法をぜひためしてみてください。

 

 

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